シミュレーション①マンション購入編
<設定条件>
・ 父親も母親も65歳でリタイア。(年金の手取り額は父親が230万円、母親は109万円)
・ 親は84歳、母親は89歳で他界。
・ 子ども本人の収入0円。老後は老齢基礎年金を受給する。
・ 1年後に子のワンルームマンションを購入する。購入費用は、購入時の諸費用も含めて2650万円。
・ 別居開始(2年後)から子の生活費(月額7万円)を計上し、自宅での生活費は3割減少する。
・ 24年後に父親が亡くなると自宅の生活費は5割減少し、30年後に母親が亡くなると自宅の生活費はなくなる。
・ 両親の他界後に、自宅を売却する。売却収入は諸費用を差し引いた手取り額で2700万円。
・ 上昇率は、収入は年1.5%、生活費年2.0%、住居費年1.0%。貯蓄はすべて預貯金で、利率0.5%。
・ 父親も母親も65歳でリタイア。(年金の手取り額は父親が230万円、母親は109万円)
・ 親は84歳、母親は89歳で他界。
・ 子ども本人の収入0円。老後は老齢基礎年金を受給する。
・ 1年後に子のワンルームマンションを購入する。購入費用は、購入時の諸費用も含めて2650万円。
・ 別居開始(2年後)から子の生活費(月額7万円)を計上し、自宅での生活費は3割減少する。
・ 24年後に父親が亡くなると自宅の生活費は5割減少し、30年後に母親が亡くなると自宅の生活費はなくなる。
・ 両親の他界後に、自宅を売却する。売却収入は諸費用を差し引いた手取り額で2700万円。
・ 上昇率は、収入は年1.5%、生活費年2.0%、住居費年1.0%。貯蓄はすべて預貯金で、利率0.5%。
鈴木家のケースで細かくシミュレーションをしてみると、隼人さん向けの生活費の出費が響いて家計は万年赤字で、隼人さんが40代前半で、両親の貯蓄が枯渇してしまう悲劇的な結果になってしまいました。事実上の生活破綻です。
仮に、その苦境を乗り越えたとしても、母親が亡くなった後(隼人さん58歳の頃)に自宅を売却して貯金がいったん増えても、65歳から国民年金のみの収入に頼る隼人さんが60代後半には再び枯渇します(買い与えたワンルームマンションの費用は2600万円に設定。自宅の戸建てを2700万円で売却する設定)。
両親の立場とすれば、相談を受けた当初3400万円あった貯金はそのほとんどがワンルームマンション購入費用で消えるのに加え、住んでいた戸建ての自宅も隼人さんの生活費捻出のために売却を余儀なくされたにもかかわらず、子どもは結局、60代後半で生活破綻の危機に瀕する。まさに踏んだり蹴ったりです。
ただ、逆転シナリオもあります。現在28歳の隼人さんが途中で奮起し、働き始めることができた場合は別です。60代後半で破綻することなく生活を維持できるはずです。もちろん、そういう奇跡が起きるかどうかは、隼人さんの行動次第です。

