「失敗できない」というプレッシャー

【上野】アグネスさんの教育法、目標は本当にすばらしい。「自己肯定ができる子に」とか、「失敗を恐れない子に」とか。それも子どもを「自由にのびのび」と放任するものじゃなくて、「友達みたいな親子関係は望まない」「教育の全責任は親が持つ」と親の目の届くところで子どもに育ちのチャンスを与えています。

三番目の息子さんがスタンフォード大に合格した時、「その嬉しさは……天に届くほど大きなものでした。泣いた! 笑った! 万歳した! “努力した甲斐があった! すべてが報われた!”と思いました」と書いておられましたが、絶対に子育てに失敗してはならないというプレッシャーがどれほど大きなものだったか、逆にわかるような気がしました。そのプレッシャーから解放されたんですね。

そもそも大学で児童心理学を学ぼうと考えたのはなぜだったのですか?