一発アウト⑤靴下の選び方

スーツやシャツ、ネクタイ、小物選びが正解だったところで、その着こなし方が間違っていたら全て台無しです。気を付けるべきポイントはそんなに多くないので、ぜひチェックしてみてください。

まずサイズが合っていること。トレンドのオーバーサイズシルエットや身体の輪郭で出るほどタイトなシルエットは論外です。プレジデントオンラインの読者であれば、そんなスーツ選びはしないと思いますが、意外と“丈”に鈍感な人が多く見受けられます。

例えば、袖丈はシャツが1センチほど覗く長さ、パンツ丈は裾にクッションと呼ばれる“くぼみ”が少し入る程度の長さが正しく、ここを気を付けないと、“だらしない”や“清潔感がない”と思われ一気に評価が下がってしまいます。逆に、“丈”が合っていると安価なスーツでも見違うほど良く見えたりします。

スーツの袖丈から1センチほどシャツが見えるのがベスト
筆者撮影
スーツの袖丈から1センチほどシャツが見えるのがベスト

ジャケットのボタンの留め方もルールがあります。椅子などに座る際はボタンを外した状態にし、立っている際は一番下のボタンを外しておくとスーツスタイルにこなれ感が生まれます。(1つボタンジャケットを除く)

座っている時は、ジャケットボタン以外にも気を付けることがあります。それは、パンツの裾からスネが見えてはいけないこと。相手に不快感を与える行為のため、絶対にやめましょう。こういったときに活躍するのがソックスです。アンクルソックスは履かないと思いますが、無地かつ薄手で長めのソックスを選んでください。色は靴の色に合わせるか、万能なネイビーを選択するのがいいでしょう。

靴下の最適解
筆者撮影
靴下の最適解

スーツのポケットの正しい位置

気を付けるべきポイントの基本は以上になりますが、より洗練された着こなしを目指すのであれば、以下の2点も知っておいて欲しいところです。まずジャケットやパンツに付いているポケットは、装飾要素です。ポケットが膨らむようなアイテムは、入れないのがスマートです。少しの外出を手ぶらで行きたい方は、スマートフォンやカードケースなど薄めかつ小さめのものに留めておいてください。

ポケットに関して、もう一つ。そもそもフラップが付いていないフォーマルジャケットを除き、腰ポケットのフラップは出しているのが正解ですので、仕舞うことのないようお気をつけください。

スーツのポケットのNG例
筆者撮影
スーツのポケットのNG例

2点目はポケットチーフの話です。無くてもスタイリングは完成しますが、入っているとより洗練された印象になります。ただ、あくまでのビジネスの場なので華やかすぎるのはNG。

リネン素材のホワイトをTVフォールドと呼ばれるスクエア型に入れる程度にしておきましょう。上下が決まっているスーツは、胸元のVゾーンにシャツとネクタイをプラスしてスタイリングを仕上げるため、慣れてしまえばコーディネートに頭を悩ませる時間も減ってくると思います。

自分のためにスーツを着るのではない

ただ忘れないで欲しいのは、自分のためにスーツを着るのではなく“ビジネス相手のため”に着ていることを、毎朝鏡を見ながら思い出してください。

営業職はもちろん、クリエイティブ職といった社外の人たちとあまり関わりを持たない人も、上司や部下などある程度の関わりはあると思います。そういった時に、服装の問題によりビジネスが上手くいかないのは、とても勿体無いことです。ビジネスチャンスを最大限活かすためにも、ここから相手に良い印象を与える服装を学んで欲しいと思います。

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