一発アウト③良いモノよりも良い状態
見落とされがちなのが、ベルトや靴といった小物類です。スーツスタイルの完成度を左右する重要アイテムです。
“オシャレは足元から”や“ホテルマンは靴を見て判断する”などの言葉を聞いたことがあるでしょう。それほど、靴選びによって全体の印象が変わってしまうのです。
スーツスタイルに合わせる靴は、ブラックとブラウンが最適です。ブラウンよりもブラックの方が、フォーマル度が高いとされます。冠婚葬祭の際にも使えるため最初の一足はブラックをお勧めします。
スムースレザーと呼ばれる表革を使った靴は、オールシーズンどんな場所でも履けますが、スエードなど裏革を使った靴はシーズンやTPOによって不向きなこともあるので、自信のない人は手を出さないのが正解です。
デザインについては、「穴飾り」が多いほどカジュアルで、少ないほどフォーマルとなります。
また、靴紐を通す穴がある部分を「羽根」といいます。それが甲と一体化しているものを「内羽根」、甲の上に被せるように付いているのが「外羽根」といいます。内羽根の方が、フォーマルです。
選び方を知った上で、最も重要なのは“良い状態”であるかどうか。どんなにTPOに合っている高級靴も、手入れが行き届いていなければ台無しです。綺麗に保たれていない靴を履くビジネスパーソンは、一流にはなれないことを認識してください。
一発アウト④ベルトの色合わせ
たまに靴とベルトの色と素材がチグハグな人を見かけます。例えスーツ、シャツ、ネクタイがキレイにまとまっていても、それだけでコーディネートの統一感が失われ、残念な印象に見えてしまうので気を付けましょう。
ブラックは合わせるのが簡単ですが、濃淡があるブラウンは注意が必要です。靴とベルトは同じトーンを合わせるのがベストです。差が出る場合にはベルトの色を濃くしてください。身体の中心に位置するベルトを引き締まった色にするほうが、バランス良く仕上がるためです。
最後にバッグについて。色は靴やベルトの色に合わせたブラックやブラウン、もしくはどちらにも使うことができるネイビーのものを選んでください。重要な商談や会議に赴く際には、ブリーフケースが最適ですが、トートバッグやバックパックにもビジネス向きのデザインがあるので、荷物量やスタイルにより選べばいいと思います。

