女性週刊誌が一斉に報じた「愛子天皇」待望論
週刊女性(4月7日号)は「愛子さま(24)陛下(66)と雅子さま(62)から引き継ぐ“バトン”『次世代皇族』として歩む“令和の道”」とタイトルを打ち、3月23日の誕生日会見の天皇の言葉、「戦争の記憶と平和の尊さを次の世代へ引き継いでいく役割を愛子にも担ってほしい」を引用して、天皇も愛子さんに引き継いでほしいと強く思っているのではないかという特集を組んだ。
「女性・女系天皇の容認や“愛子天皇”を望む多くの声があるにもかかわらず、それを避けて議論を進めようとすることは、象徴天皇のあり方が国民から受け入れられなくなる危険性をはらんでいます」(小田部雄次静岡福祉大学名誉教授=『女性自身』4月7日号)
「皇位継承にも長子優先が基本とされる欧州では、愛子さまと同世代で次期国王の王女たちが活躍しています。これまで、男系男子にこだわる日本の皇位継承の在り方については、国連から“女性差別撤廃条約に反する”として勧告が出されるなど、国際社会からは批判的に受け止められる向きもありました」(皇室ジャーナリスト=『女性セブン』4月9日号)
皇室典範改正に前のめりな高市政権
女性自身は次号(4月14日号)でも、この問題を取り上げ、高市首相をはじめとする保守派のやり方を批判している。
「高市首相も政治的な“遺産”になると、皇室典範の改正に前のめりです。3月に入り、自民党内で皇族数確保策を巡る議論をリードしてきた麻生太郎副総裁が小林鷹之政調会長と、森英介(衆議院議員=筆者注)のもとを極秘に訪れ、与党協議の早期開催を求めています。
この動きは、官邸や党幹部が与党側の主張で押し切ると腹を固めたからだとみられています」(政治部記者=『女性自身』)
改正の主な柱は、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ」案と、「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」案の2つだが、これまでは自民党や立憲民主党の間で意見の対立があり、溝はなかなか埋まらなかった。
自民党と連立を組む日本維新の会は、養子縁組案を優先して進めることを主張しているが、女性皇族が結婚した夫やその子どもを皇族とは認めないという方針を示していて、与党内でも一枚岩ではない。
だが、高市首相と麻生一派は、強引に結論を出すと目論んでいるようだ。
“遺産”づくりに皇室典範を改正されたのでは、皇室の中にいる人々はたまったものではないが、さらにこんな策謀が動き始めているというのである。

