チームが走るための「HOW」を決める

チームとしての目的(WHY)と到達点(WHAT)を明確にすることが重要です。ここでは、まさにチームが到達点に向けて実際にどう走るのか、結果を出すために必要なもう1つの要素である「HOW」の決め方について深掘りしていきます。

エンパワメント型マネジャーは、「HOW」の部分で、一人ひとりの状況に応じた支援のあり方を考え、現場に飛び込みながらメンバーとともに道を切り拓いていきます。そこには、旧来の「管理するマネジメント」ではなく、「伴走するマネジメント」(伴走力)が求められます。

中谷公三・諸橋峰雄・水野ジュンイチロ『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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この段階では、アクションの詳細を決め、メンバーの役割分担もクリアにしていきます。また、進捗の確認やフィードバックによって、柔軟に対応できる仕組みを整えることで、メンバーの自律的なアクションが活かされる環境をつくることにも注力します。

あくまでもマネジャーは伴走しながら、支援に徹することが重要です。

ここでは、「HOW」を考えるうえで、具体的にマネジャーが押さえておくべき3つの支援の軸を紹介します。それは、

1 仕組み・指針づくり
2 役割の明確化
3 フィードバックと改善

です。これらは、単に進捗管理を助ける道具ではなく、チームに自律性を与え、成長を促すための土台となります。

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