自慢屋に「墓穴」を掘らせる

話し相手にほらを吹く傾向があるなら、スマートな対応の仕方がある。

相手に大言壮語してもらい、正体を暴くのだ。

あなたは相手に言い返さずに、「うわあ、すごいですね。そんなこと、私にはできないな」「そのためにどれくらいトレーニングしたのですか?」「ものすごいお金がかかったんでしょうね」と、感心しているように見せかける。

そう言われると、相手は急におとなしくなるか、ますます調子づくかのどちらかだろう。

前者であれば、そのままふつうの会話が続くが、後者であれば、相手は恥さらし街道を突き進むことになる。

自分が体験した素晴らしい出来事を他人に話したところで、相手がその話題に乗らなければ、話し手は恥ずかしい思いをする。

そして、そのことに本人がまったく気づかず話しつづけているのであれば、そのままにしておけばよい。

尊厳のためなら「強い言葉」で自己主張

自己主張をすることは、アンダーステイトメントにおいては重要だ。

なぜなら、自己主張が一種のバランスを生みだすからだ。

特に、控えめな振る舞いを好む傾向がある人は、どの場面で、どのような口調で話せばよいか、注意を払ってほしい。

あなたは敬意を示してもらわなければならないし、尊厳を奪われてはならない。そうでなければ、アンダーステイトメントの基盤が失われてしまう。

マティアス・ネルケ『私を消耗しない賢明な態度』(サンマーク出版)
マティアス・ネルケ『私を消耗しない賢明な態度』(サンマーク出版)

これは、相手との力の差が大きく、自分を適切に守れない場合にも当てはまる。あなたは相手に依存していて、相手の言うとおりにしなければならないのかもしれない。

そんなときにも、あなたは自分の尊厳を守ることができる。

相手にわからせるのだ。

自主的にやっているのではない、好きでしているのではない、強いられてやっているだけだ、とはっきり伝えるのだ。

それによって、ときには状況を変えることもできる。

相手は自分が望む状態を手に入れるかもしれないが、その代償に、自分が悪人であることを明かすことになる。

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