社宅ではじめた料理教室
そんな村上さんが、本格的に料理を人に教えるようになったのは、夫の仕事の関係で東京の社宅に住んでいた27歳のとき。同僚の妻であるアメリカ人のアンさんに日本の家庭料理を教えてほしいと言われたことがきっかけだった。
「ご主人に『日本のおせち料理が食べたい』と言われたというので、わが家のおせちをお裾分けしたのがきっかけで、玉子焼きなど日本のおかずを教えるようになりました。しばらくして、アンさんが六本木のアメリカンクラブでその話をすると、日本人の夫をもつ外国人の奥さま方が『私も、私も!』と手を挙げたものだから、12名ほどに料理を教えることになったのね。社宅でしたから、会社の厚生課に許可をもらい、『アンさんの料理教室』が誕生しました。材料費をいただくだけでしたが、私も生徒さんから料理を通じて英語を学ぶことができたので、まさにWin-Winの関係でした」
商家の血筋なのだろうか、“料理を教える”という仕事に出合い、村上さんは次々とビジネスセンスを発揮していく。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能


