愛子さまに結婚相手を紹介できる人物とは

では、愛子内親王に結婚相手が現れるとして、それはどういった形をとることになるのだろうか。

今の若い世代は、マッチングアプリで交際相手を探し、恋愛結婚することが増えてきた。同じ学校、同じ職場ということもあるが、兄弟姉妹や友人からの紹介ということもある。清子内親王の場合、兄である秋篠宮文仁親王の紹介だった。黒田氏は、文仁親王の学習院初等科からの学友だった。

皇族女性に結婚相手が現れるとしたら、この清子内親王のようなケースがもっともあり得ることだろう。皇族の紹介ということが、もっとも好ましく、また一番問題が起こらないはずだ。

そうした観点で、愛子内親王に結婚相手を紹介する上でもっともふさわしい人物ということになると、三笠宮寛仁ともひと親王家の信子のぶこ妃の名前が挙がるのではないだろうか。

2025年、三笠宮寬仁親王妃家の初代当主となった信子妃(2017年撮影)
2025年、三笠宮寬仁親王妃家の初代当主となった信子妃(2017年撮影)(写真=防衛省/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons

最近、信子妃のことが話題になるとしたら、実の娘である彬子あきこ女王との確執についである。3月1日に札幌市で開かれた「宮様スキー大会国際競技会」において、彬子女王と妹の瑶子ようこ女王はモーグル競技を観戦したにもかかわらず、賜杯授与式に出席しなかった。プログラムに彬子女王の名前が載っていたにもかかわらずである。

それも、授与式には、今や“犬猿の仲”の信子妃が出席したからである。

話題になった2人が談笑する姿

確執は相当に深刻であり、それが、信子妃ではなく彬子女王が三笠宮家の当主となり、信子妃がそこから独立して三笠宮寛仁親王家を創設する原因ともなった。母と娘が対立することは一般の家庭でも少なからず起こるが、宮家となると、事態は相当に深刻である。

そのため、信子妃に対する世間の評価には厳しいものがあるのかもしれない。だが、愛子内親王との関係になると、意外なほど良好なのである。

昨年3月25日には、皇居の宮殿において、ブラジルのルラ大統領夫妻を招いて宮中晩餐会が開かれた。これは2019年のトランプ大統領を招いての天皇皇后主催の晩餐会以来のもので、愛子内親王にとっては宮中晩餐会デビューとなった。

その際、隣の席にすわったのが信子妃であり、2人が談笑する姿は話題にもなった。晩餐会での席次は、当然、周到に準備されたものであり、信子妃が愛子内親王と親しい関係にあることが前提になっていた。信子妃は、愛子内親王が勤務するようになった日本赤十字社の名誉副総裁でもある。

今年1月2日の一般参賀においても、その第2回において、信子妃が愛子内親王の隣に並び、談笑する光景が目撃されている。愛子内親王は信子妃のむかって右に立ち、彬子女王は左に立っていたのだが、彬子女王と信子妃との間には距離があり、まったく会話は交わしていなかった。