休憩は普段より長く90分

③90~120分フローに入った後、最低90分は休む

9時からの作業も、同じように、すでに決まっていることをひたすらこなします。ここで大切なのは、90分~120分間フローに入ったら、必ず休憩を取ることです。休憩時間は普段より長く、最低90分。たっぷりと時間を使い、しっかりと脳や体を休めます。

次のフローに備えてしっかりと脳を回復させることが目的なので、動画を見るなど脳を疲れさせる行為はやめるべきでしょう。じっと目を閉じる、自然の中を散歩する、適度な運動をするなどがおすすめです。軽い食事を取るのもいいでしょう。最低90分の休憩時間が終わったら、再び90~120分の集中タイムに入ります。

私がコーチングの講座を作った時は、午後の早い時間に、動画の撮影やワークブック作りなどを含めた大半を完成させることができました。

ひらめきが生まれて動き出せる

この方法を実践した日は、さすがに疲れました。ただ、クタクタになって寝込むような疲労感ではなく、夕方も普通の仕事、例えばメールやチャットの返信などはできる程度の疲労感でした。

吉川ゆり『なぜ、あなたは時間に追われているのか』(日経BP)
吉川ゆり『なぜ、あなたは時間に追われているのか』(日経BP)

私が講座を作るのに1カ月はかかるだろうと思っていた理由の1つは、どんなカリキュラムを組み立てればいいかのアイデアが、なかなか出てこないだろうと思っていたからです。

一般的に、作業の組み立て方が見えていないと、腰が重く感じられます。ただ、組み立て方が分かっていなくても、フロー状態に入るとクリエイティブになり、「こうすればいいんだ!」というひらめきが生まれ、急に動き出せる場合があります。例えば、企画書用のリサーチは終わっているがどう形にすればいいか分からない、といった場合にも、急に組み立て方が見えてきて、スルスルと手が動くことがあります。

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