食事の意味を問い直すべき時代になっている

「食べる」ということは、「食物を口に入れたら終わり」ではないのです。そこから初めて、さまざまな臓器が働き出して、食物を分解し、栄養を吸収し、不要物や老廃物を排出することになります。「食事」は、食べ物が口に入ってからが本番なのです。

仕事をすれば人間が疲弊するのと同様に、内臓も疲弊するということです。また、食事は生活の節目であったり、好きなものおいしいものを味わう楽しみの側面であったり、思い出につながるようなことなど、精神的な役目もあります。

そういう意味では、人生の幸福を支えるものとも言えるでしょう。人間が食べるということの意味を、現代人は改めて考え直すことが必要になっていると思います。豊かな社会の忘れものの一つではないでしょうか。