企画を「通す」ための第一歩

こうした問いに対する答えが、経営陣にとっての検討材料になります。

浜岡範光『圧倒的成果を生む 人事施策の考え方』(テオリア)
浜岡範光『圧倒的成果を生む 人事施策の考え方』(テオリア)

ですから、施策を提案する側が説明すべきなのは、個別の案のメリット・デメリットだけではありません。取り組みの背景にある「経営的に実現したいこと」や、それらを踏まえたゴール・論点を、経営陣に伝えなければならないのです。

この点を押さえず、いきなり施策の話に入ってしまうと、「そもそも論」からのちゃぶ台返しに遭うことになります。そのときに「ウチの経営陣は人の話に耳を傾けない……」と嘆いたり、「あの人たちは好き勝手なことばかり言う!」と批判したりしていても、状況は変わりません。

ミスコミュニケーションが起こったときには、まずこちら側のアプローチを見直し、経営陣が知りたがっていることを伝えられていたかを振り返ってみましょう。それこそが、経営陣ときちんと向き合い、いい人事施策を「通す」ための第一歩なのです。

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