名前の一字を与えるのは慣例だった
一般的に、戦国大名は配下の武将との関係を強化するために、自らの名前の一字を与えていた。偏諱授与である。
たとえば、15世紀後半に播磨国など3カ国守護を務めた赤松政則の配下の武将たちは、別所則治、浦上則宗、小寺則職などのように、政則から「則」の一字を与えられていた。ちなみに、別所氏の「治」、浦上氏の「宗」、小寺氏の「職」は、それぞれの家の当主の通字(実名に祖先代々伝えてつける文字)である。
したがって、一般的に大名配下の武将は、当主から与えられた一字+自身の家の通字によって、名前を決めていたのである。
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