キャッシュレス決済はクレカに収束する

熊本では、交通系ICのシステム更新が高額だとして2024年11月に廃止し、クレカタッチ乗車に移行し、クレカタッチ乗車とQRコード決済乗車、独自のICカードで運用してきた。

しかし、その1年後の昨年末に方針転換して、2026年4月以降も交通系ICの利用を継続させることになった。ただし、路線バス5社については復活させる予定はないという。

南阿蘇鉄道と熊本市電
筆者撮影
左;南阿蘇鉄道、右:熊本市電

広島ではそれまでの地域交通系IC「PASPY」が廃止され、広島電鉄が独自にQRコード乗車システム「MOBIRY DAYS(モビリーデイズ)」を導入し、交通系ICは乗務員が手動で残高を引き落とす方法に変更した。

交通系ICもQRコードも結局はクレカに紐づけになり、現金チャージによる交通系IC利用は相対的に存在感を低下させる。交通系ICのシステム更新費用の高額さによって、交通系ICの優位性が低下し、錯綜する地域も出てきている。最終的には、すべてのキャッシュレス決済はクレカに取り込まれ、クレカタッチ乗車とQRコードとの組み合わせに軍配が上がりそうだ。

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