ネガティブな親に育てられた子
親から子の脳への影響という点に焦点を当てると、幼少期の記憶が肯定的か否定的かによって、不測の事態への対応力は変わってきます。成長に伴ってその記憶を思い出すたびに、より幸福感に満ちた家族の記憶があるほうが、いかなる非常時でも自分の脳を落ち着かせてくれるでしょう。
要するに、否定的な過去の記憶は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に類似して幸福感とは正反対の感情とともに、気分を悪化させます。過去の成育歴を感謝の思いで繰り返して思い出し、幸福感に満たすことができたなら、その子の脳には、前向きな脳の成長のために永遠のお守りが宿っていると考えられます。
こう考えると人はすべて異なった成育歴があり、「いじめ脳」は誰にとっても無関係とは言えないのです。
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