トランプは日本をどう見ているのか

【イエーツ】第2次世界大戦によって判断される時代は終わりました。歴史を消し去るわけでも、忘れるわけでもありませんが、アメリカは常に友邦や同盟国との関係において、「第2のチャンス」を与える国であるべきです。特に私たちの共通の繁栄、共通の安全保障、共通の価値観に多大な貢献をしている国に対してはなおさらです。

スティーブ・イエーツ氏
スティーブ・イエーツ氏(出所=ヘリテージ財団)

私にとって、日米同盟は米国が世界に持つ同盟関係のなかで最も重要なものの一つですが、このニュー・ノーマルに適応させていく必要がある同盟です。トランプ大統領が私の見解をすべて共有しているとは確約できませんが、トランプ大統領が安倍晋三の人物像とリーダーシップに深く感銘を受けていたことは事実です。

そして、私たちの多くが明確に感じたのが、安倍元首相が皇室に対する深い尊敬の念を持っていたことと、彼が掲げたビジョンです。彼は貿易における公平性を主張し、厳しい言葉を使うこともありますが、そのなかには、私が先に述べたような日本の再興を望む人物からの「厳しい愛」が込められていると思います。