お金が貯まる人の特徴は何か。心理学者の内藤誼人さんは「内向的な人は、外交的な人と違ってブランド物の洋服を着て、高級な自動車を乗り回し、タワーマンションに住みたがろうとしない。この堅実さこそが、無用な競争から解放し、経済的な成功をもたらすポテンシャルとなる」という――。
※本稿は、内藤誼人『もの静かで繊細なあなたが生きやすくなる本』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
見栄を張らないからお金が貯まりやすい
幸せな人生を歩みたいのであれば、仕事に精を出すことです。どんな業界でも、がむしゃらに働いていれば、出世、昇進します。当然、給料も上がります。まじめにやっているのに、給料が下がるということはないでしょう。
給料が上がり、裕福になると、幸福感も高まります。
お金に余裕があるということは、まことに心強いことです。お金の心配をしないで済むというだけで、精神的にとても落ち着いていられます。
「裕福な人ほど幸せ」という傾向は、数多くの研究で明らかにされています。
英国ケンブリッジ大学のピーター・レントフロウは、全米で行われたギャロップ調査(約35万人が対象)のデータを使い、各州の金銭的な裕福度と幸福感との関係を調べました。
金銭的な裕福度は、「域内総生産」(GRP)、平均年収、不動産価格の中央値を指標にしました。
幸福感については、人生に対する評価(現在も、5年後もよい人生だと思う)、感情的健康(毎日、ポジティブな感情でいられる)、身体的健康(疲労がなく、エネルギッシュでいられる)などの指標を合わせて調べました。
その結果、裕福な人が多い州ほど、幸福感も高くなる傾向が明らかになりました。お金があると、幸せでいられるということです。ちなみに一位はユタ州でした。

