さらに、同社の有価証券報告書を見ると、売上の半分以上をジークスという販売代理店に依存していることがわかります。
監査法人の交代は要注意
大手監査法人から中小監査法人への交代には要注意です。もちろんそれだけで不正と決めつけることはできませんし、中小監査法人でもちゃんとした監査をしています。しかし、大手監査法人ではOKしてくれないから、駆け込み寺のように中小監査法人に頼るパターンもあります。駆け込み寺のようにOKを出す中小監査法人は近年問題視されています。
オルツのケースでは、第三者委員会報告書で指摘されているように、2022年の上場準備中に、大手監査法人(AW監査法人(仮名))から、中小監査法人である監査法人シドーへと監査人交代が行われており、ここでも典型的な不正ポイントに当てはまっています。
なお、前任の監査法人は循環取引の疑義を指摘していたにもかかわらず、オルツ側はこの指摘を退け、監査法人を変更していたことが後に判明しています。


