集中力を使い分ける

エレベーターの中で呼吸の数を数える

エレベーターは集中のコントロールを
練習するチャンス。
心のざわざわ・モヤモヤが消える がんばりすぎない休み方
荻野淳也『心のざわざわ・モヤモヤが消える がんばりすぎない休み方』(三笠書房)

エレベーターは、他の人と一緒でも、沈黙を自然に保つことができる数少ない場所です。そんなほんのちょっとの移動時間も、周りから不自然な目で見られない程度に、こっそりマインドフルネスの時間に変えることができます。

目的階に着くまでの間、呼吸の数を数えてみましょう。

このとき大切なのは、呼吸に意識を集中させつつも、「今何階だっけ?」と、外側にも注意を向けて、乗り過ごさないことです。感覚としては、集中しながらも意識を外側に向け、意識がそれすぎたら認知する力を使い、また集中していくようなイメージです。

マインドフルネスは集中力を高める練習になりますが、シチュエーションに合わせて集中力を使い分けていくことも大切なのです。

気持ちをリセットする水の飲み方

両手でコップを持ち1杯の水を飲む

>いつもの動作を丁寧にするだけで、
心をリセットできる。

禅の世界では、日常動作はすべて全身全霊をかけて丁寧に行なうことが修行の一つとされています。

箸や湯呑みなども、片手ではなく両手で持ち上げ、今この動作に集中していくのです。

仕事中、キーボードを打ちながら片手でコップを持ち、目を画面に向けたまま飲み物を飲んでいませんか。

一度、今この瞬間、水を飲むことだけに集中してみましょう。

ペットボトルの水を飲む場合は、持ち上げるところから飲み終わってキャップを閉めるところまで。マグカップの場合でも、一方の手で持ち、もう片方の手もカップに添え、丁寧にいただきましょう。

数十秒の動作ですが、たったこれだけで、自分の心に物を大事にする丁寧な気持ちが生まれ、カップの温度や喉を水分が通る感覚など、さまざまな刺激を味わうことができて気持ちをリセットすることができます。

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