最下層兵でも上司に改善を求める米陸軍

そう思えた背景には、米陸軍工兵学校で学んだ哲学があります。

工兵は、「戦うエンジニア」。戦場で橋を架け、地雷を除去し、仲間が前進する道を切り拓く――そんなプロフェッショナル集団です。

その任務は戦場にとどまらず、災害復旧、公共インフラの整備、環境保全といった国家事業にも及びます。アメリカ社会の骨幹と言える場所には、常に彼らの技術と汗が刻まれてきました。