「宗教観の違い」に精神を病んだ母
週末の礼拝ひとつとっても違いは明白だ。カトリックや国教会では、比較的簡素な内装の教会で、質素な祭服をまとった司祭が祈りを捧げ、パイプオルガンの音色に合わせて賛美歌が歌われる。一方、正教会の礼拝は、蝋燭の光が反射するイコン(正教会で信仰の対象として崇敬される聖画像。生神女マリアや聖人が描かれる)に彩られた聖堂で、香が焚かれ、鮮やかな祭服をまとった司祭とともに執り行われる。
とりわけ大きく異なるのは、日常に根ざした宗教観だ。
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