証明されたマスクの効能・効果

実験は河岡さんら東大医科学研究所を中心とするグループによって新型コロナがパンデミックを引き起こしている最中に行われた。

新型コロナウイルスを使ってマスクの効能・効果を確かめる実験で、2020年10月21日(米国東部時間)、その結果が米科学雑誌「mSphere(スフィア)」(電子版)に掲載された。河岡さんによると、本物のウイルスを使った実験は環境を整えるのがかなり難しく、実験の期間は数カ月間にも及び、実験で結果が出せたのは世界初だった。

ノーマスクのリスク

実験はウイルスが外部に空気の漏れない陰圧の実験室で行われ、透明なケースの中にマネキンの頭部を50センチ離して2つ向かい合わせて置き、片方のマネキンは感染者に見立ててせきとともにコロナウイスを含んだ飛沫(しぶき、飛び散る微細な水滴)を口から吐き出させた。