薬の組み合わせが腎臓に負担をかけている場合も

進行したCKDでは、貧血がよく見られます。腎臓は赤血球の成長に欠かせないホルモンを分泌していますが、腎機能が低下するとその分泌が減少するためです。その結果、ふらつきを感じたり、階段の昇り降りで息切れがすることもあります。

「歳のせいでスタミナがなくなった」と思い込んでしまいがちですが、実はCKDによる貧血が原因かもしれないのです。

腎臓はさまざまな薬の影響を受けやすい臓器です。特に注意したいのは、鎮痛剤です。たとえば、内科で血圧を下げる薬や利尿剤を処方されている方が、整形外科や歯科で痛み止めを追加されることがあります。こうした薬の飲み合わせが原因で、急性腎障害(AKI)を引き起こすリスクが高まるのです。