ダイエットを成功に導くためのコツはあるのか。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「データを重視する人は最初に『なりたい体』の目標を定め、しっかり計画を立ててから行動を開始するのがおすすめだ」という――。

※本稿は、中野ジェームズ修一『成功も挫折も人格がすべて 痩せる!パーソナリティトレーニング』(小学館クリエイティブ)の一部を再編集したものです。

太った腹を気にする男性
写真=iStock.com/kuppa_rock
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「データ優位型」の失敗パターン

トレーニングの成功には、「自分の体質・体型に合った運動」と「人格やライフスタイルを加味した運動」が不可欠です。以下の項目に当てはまるものが多い方は、「データ優位型」かもしれません。

本記事を参考にトレーニングを見直してみるのがおすすめです。

● 誰とでもよく話をする
● 話をするときは相手の目を真っすぐ見る
● 動作や行動がきびきびと能率的である
● 会話中に「なぜ?」という疑問がよく思い浮かぶ
● 物事や状況を正確に判断できる
● 会話をする際、あまり感情的にならない
● 判断する際、情報を集めたうえで、多角的に判断する
● 自分の感情を交えず合理的に判断できる
● 旅行などの前にはしっかり計画を立てる
● 物事を現実的に見て、冷静に判断する

【データ優位型によくある継続失敗パターン】
▼ 目標を定めずやみくもにトレーニングを始めてしまう
▼ 計画どおりに減量や筋力アップが進まない
▼ そもそも自分に合った目標や計画の立て方がわからない

【データ優位型におすすめの継続成功スタンス】
運動も食も数値を基に「カスタマイズ」緻密なプランニングで着実に変身!

成功への第一歩は「数値化」

知性的で落ち着いた性格のデータ優位型。トラブルに直面しても、感情に振り回されず、多角的な視点をもって冷静に行動したり、公平な判断を下したりできます。また、現実的な見通しを立てて、主体的に物事に取り組みます。職種でいうと、経理職など、緻密さと冷静さが求められるポジションで力を発揮します。一方で、「損得勘定が働く」といったシビアな一面もあります。「人に対し不信感を抱きやすい」という懐疑的な傾向が強いのもデータ優位型の特徴。

実は私のパーソナルトレーニングを希望される方は、データ優位型の人が多いのですが、彼らは私がトレーニングの内容を説明しても、なんでもかんでも鵜呑みにはしません。少しでも疑問に思うことがあれば、うなずかなかったり、首をかしげたりという反応を示し、「この運動がよいという根拠はなんですか?」「このトレーニングにはどんな意味があるんですか?」とすかさず質問を投げかけます。

さらに自分の質問に対し、納得した答えが得られないと、なかなかトレーニングをやろうとしません。それだけに、「なるほど!」と腹落ちしてもらえると、こちらも嬉しくなります。

体づくりにおいては論理的に考えたい合理主義。「どのように進めるか?」「何をするのか?」を決める際はデータや論文などのエビデンスを重視します。自分に合った目標や計画の立て方さえわかれば、最もトレーニングが成功するタイプと言えます。