加藤 登紀子(かとう・ときこ)

加藤 登紀子
歌手
1943年ハルビン生まれ。65年、東京大学在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝し歌手デビュー。66年『赤い風船』でレコード大賞新人賞。『ひとり寝の子守唄』『知床旅情』『この空を飛べたら』『百万本のバラ』など数々のヒット曲がある。83年、映画『居酒屋兆治』に高倉健の妻役として出演。92年、スタジオジブリ・アニメ映画『紅の豚』(宮崎駿監督)では声優としてマダム・ジーナ役を演じた。私生活では72年、学生運動で実刑判決を受け獄中にいた藤本敏夫と結婚。2002年に藤本が死去した後、彼が手掛けた千葉県「鴨川自然王国」を運営し農的くらしを推進している。