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「なぜ次々と乗り換えられるのか」13年で7人の女性に寄生した31歳ヒモ男の処世術
世の中にはもちろん色々な人がいますが、一生相性の良い人とだけ過ごしていたいというのが正直なところです。
沖縄暮らしを満喫中。沖縄に行ったのも「相性の良い人」に付いていった結果です。
旅行先のインドにて。色々な人に会っておしゃべりするのが好きです。ちなみに英語は喋れません。日本語で喋っていました。(写真=筆者提供)
(左)サバの味噌煮と炊き込みご飯。魚より肉派の彼女にも美味しく食べてもらえるよう色々工夫しています。(右)豚の煮物です。煮物は時間がかかって忙しい人にはハードルが高いのでヒモ(暇人)が真っ先に覚えるべき料理です。
(左)回鍋肉とナス豆腐味噌汁と無限キャベツ。キャベツ三昧なこのメニューは彼女からのリクエストです。(右)今の彼女の好みに合わせ、辛くない甘口麻婆豆腐です。お互いにとって居心地の良い関係を二人で模索しています。
(左)イタリアのマンマが家にあるものだけで作ったことが語源になった、パスタ「アーマリ・モーノ」です。(右)沖縄の暑い暑い夏にはぴったりの冷やし中華です。お皿も見た目に涼しげなものを選びました。
本が出たので販促も兼ねてTwitterにご飯をアップしてるのですが……「映え」を意識した一皿になっています!
誰も僕のことなんて見てないし、興味がないってことも知ってます。皆孤独なんです。でもそれは見方によっては相当楽なことだと思うんです。日本だけでもこんなに人がいて、その分だけコミュニティが存在するなら、別に僕のことをどう思ってもらってもかまいません。
苦手な人を逐一克服するよりも、相性の良い人を探したり、その人となるべく長く過ごす時間を多くとったりすることの方が僕にとっては楽なのです。(右)料理中はエンターテイメント性も重要。
インドで描いた壁画です。インドでは衣食住の代わりに壁画を描いていました。これも一つの寄生の方法かもしれません。
「わかり合える人がいる」と信じている人だって、それは個人の脳内でそう処理しているだけで、相手が何を思っているかなんて実際は分かりません。
色んな人に会いたいので、外国にもよく行きます。インドではカフェの壁に絵を描いてくれと頼まれたので、その返礼で衣食住を確保してもらいました。
いろいろな国に行って多くの体験をして、そのことを話のネタに楽しくおしゃべりしてれば人生万々歳です。
二人の居心地の良い関係性をこれからも二人で色々考えてやっていければと思います。恋人だって夫婦だって自分とは別の人間です。見えている景色や言葉の解釈も違うのだから実際のところはわかり合えっこないと思っています。
ふみくん『超プロヒモ理論 浮いた家賃は1000万、寄生生活13年の逃げきり幸福論』(二見書房)
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