負の感情に陥らないようにする練習問題

Q3.「あるべき」を解除する

下記のような出来事があったため、Aさんは憤慨しています。(1)(2)を考えてみてください。

出来事:レストランに予約をしていたが、仕事の都合で行けなくなり、直前にキャンセルの電話を入れた。不機嫌そうな態度で対応され、電話をガチャンと切られた。

(1)Aさんが憤慨したのは、どのような考え方がAさんにあったためでしょうか。

(2)憤慨しないためには、Aさんはどのような考え方に切り替えればいいでしょうか。できるだけ多く考えてみてください。

Q4.「トレードオフ」を認識する

お医者さんは収入がよく、社会的なステータスも高いため、うらやむ人の多い職業です。しかし、そこにトレードオフはないのでしょうか。お医者さんが直面するであろう「苦労」や「悩み」をできるだけ多く想像し、列挙してみてください。

Q5.「安易な結論づけ」を改める

あなたは自分が「ついていない」と感じていますか。感じる人は、下記の(1)(2)を考えてみてください。

(1)そう思ったのは、実際にどのような出来事があったためですか。根拠となった出来事を列挙してください。

(2)(1)で列挙した出来事は、あなたが「ついていない」ためだけに起こったと思いますか。それ以外の理由があると思う場合は、その内容を述べてください。

Q6.「今なすべきこと」に集中する

不安感にとらわれないためには、先々のことを考えすぎず、「今なすべきこと」に集中することが大切です。下記の状況で、あなたならどうするかを考えてみてください。

状況:営業マンであるあなたは、明日重要なプレゼンに臨まねばならない。失敗すれば、今期の目標達成はほぼ不可能となり、上司から強く叱責されることになる。