練習問題の参考解

Q2.「日常の価値」に気づく

(例)家族と過ごせたはずの時間、そこから生まれるはずだった思い出、得られるはずだった癒やしやぬくもりなど。

Q3.「あるべき」を解除する

(1)サービス業である以上、いかなるときでも、客に対しては丁重な対応をすべきだ。

(2)サービス業といえども感情を露わにする権利はある、キャンセルしたら客としての権利は失効するなど。

Q4.「トレードオフ」を認識する

医療過誤のリスクがある、常に忙しい、最新の知識を常に学ぶ必要がある、モンスター患者に対応せねばならないなど。

Q5.「安易な結論づけ」を改める

(1)例:会社の廊下を歩いていて転んだ。そのあと家に帰って料理をしていて包丁で手を切った。

(2)例:たんに注意力が散漫なだけ。

Q6.「今なすべきこと」に集中する

顧客のニーズを再検討してみる、資料の内容を再検討してみる、話の流れを再検討してみる、説明の練習を繰り返しやってみるなど。

(図版=奈良雅弘)
【関連記事】
なぜ人は「結婚しないと幸せになれない」と錯覚するのか
結局、問題は自分の心の中にある -頭の中にひそむ「幸せ泥棒」撃退法【3】
「幸福の経済学」人はなぜ幸福感より不幸を愛するのか
検証!なぜ人は46歳が一番不幸なのか
「おひとりさま」は最期まで幸せといえるか