幸福感は意外と各国で共通
大阪大学社会経済研究所 教授 大竹文雄●1961年、京都府生まれ。京都大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。大阪大学博士(経済学)。『日本の不平等 格差社会の幻想と未来』でサントリー学芸賞を受賞。ほかの著書に『経済学的思考のセンス』『競争と公平感』などがある。
「ご自分のことを現在、どの程度幸せだと思いますか」
この問いかけに、あなたはどう答えるだろうか。内閣府が毎年行っている「国民生活選好度調査」では、「幸せである」「どちらかといえば幸せである」「どちらかといえば不幸である」「不幸である」の4段階で回答してもらい、経年変化を調べている。
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