ビジネス書を読んで、「あたりまえのことが書いてある」ではなく、「あたりまえのことが大切なのだ」と受け止められるかどうか。それが人事で躓かない人の共通点かもしれない。
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』城 繁幸/光文社新書
年功序列が崩壊したといわれて久しいが、はたして本当なのか。3年で3割辞める新卒離職率、心の病を抱える30代社員の急増。若者視点から日本企業が抱える問題に迫る。
『はじめての課長の教科書』酒井 穣/ディスカヴァー21
日本企業の強みである中間管理職。その代名詞ともいえる「課長」に焦点を当て、学んでおくべきノウハウを伝授。中間管理職の役割を客観的に見つめ直したいときにも。
『そうか、君は課長になったのか。』佐々木常夫/WAVE出版
新人課長に向けて、最短距離で最大の成果を生み出すための心構えを手紙形式で伝授。自らの経験を振り返りつつ、温かな視線でマネジメントの基本を教えてくれる。
『プロ論。』B-ing編集部編/徳間文庫
「週刊B-ing」の巻頭インタビュー「プロ論。」を加筆訂正して単行本化。さまざまな分野で活躍する著名人の仕事観や職業観は、自分の働き方を問い直すいい刺激になる。
『「最強の新人」と呼ばれるための1日60秒トレーニング』田中和彦/Nanaブックス
「日めくりカレンダー方式」で、新入社員向けの実用的なアドバイスを解説。入社前の学生や入社1~3年程度の新入社員向けのビジネス入門書。
1958年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、リクルートに入社。人事課長や広報室課長、4誌の編集長を歴任。その後、ギャガ・コミュニケーションズで映画プロデューサー、キネマ旬報社代表取締役を経て独立。現在は多方面で活躍中。