不登校を解決するための3ステップ

中学生から高校生、それより上の20歳くらいまでの子どもの不登校・ひきこもりは、3つのステップで立ち直ることができます。ここからは、高卒支援会、不登校・引きこもり予防協会のやり方で説明していきます。

ステップ1 規則正しい生活を送る
ステップ2 自律して自信をつける
ステップ3 社会貢献をする

順番を守って、時間をかけて、ていねいにステップを踏んでいけば、私の経験上、9割が立ち直ることができます。年齢が違っても、つまり13歳でも15歳でも18歳でも基本的には同じです。

いわゆる「引き出し屋」は絶対NG

不登校やひきこもりの相談に乗っている機関はたくさんありますが、絶対に相談してはいけないのが、暴力的な行為を働く業者です。自立支援をうたういわゆる「引き出し屋」です。

法外な料金を取って、立ち直らせると称して本人の意思を無視して強引に外に連れ出したり、監禁したりする危険な業者です。裁判沙汰になり敗訴した業者もありました。

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こういった業者ではないか、よくよく情報収集をして見定めましょう。厚生労働省のウェブサイトでは、すべての都道府県・指定都市にある「ひきこもり地域支援センター」、全国のひきこもり支援機関の情報を掲載していますから、参考にしてみましょう(高卒支援会も自治体と連携しています)。

自治体の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)に相談すると、中学生の場合は在籍している学校に戻すことを目標に話が進められます。また、中3の場合は、卒業後は公立の定時制高校や通信制高校に入学することを念頭に復帰をはかっていきます。