今日は誰と会おうか、お昼に何を食べようか…

キム・ヘナム著、渡辺麻土香訳『「大人」を開放する30歳からの心理学』(CCCメディアハウス)

だが、そういう状況になればなるほど、この瞬間に何をしようか慎重に考えて決めるようになるものだ。今日は誰と会おうか、90歳の母とはお昼に何を食べようか、髪を染めようか、どの映画を見ようか、どんな本を読み、友達にはどんなメールを送ろうか、悩み抜いて決めるようになる。体調が悪くてベッドから起きられない時は、体調が良くなったら何をしようか考える。そうすると自分はまだたくさんのことを決めて選ぶことができるのだとわかり、それができて本当によかったと思えるようになる。

この世はまだ私の知らないことだらけで、学べることであふれているというのもうれしい。

せっかく今日も目覚めて起きられたのだから、楽しく過ごしてステキな思い出をいっぱい作らなきゃ!

それが私の1日の過ごし方であり、老いに向き合う姿勢である。

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