「天使と悪魔になって対話をしてください」
ChatGPTに2つの人格になってブレインストーミングしてもらうということもできます。
ここでは、
「AIは人類の脅威だ」というニュースがありました。このテーマについて天使と悪魔で対話をしてください
といったように、ポジティブな意見を持つ立場と、ネガティブな意見を持つ立場の人格になってもらって、ChatGPTで対話をしてもらった事例をご紹介します。
天使が「AIは人々の生活を助け、情報を整理し、新たな科学的進歩を助ける役割を果たしている」といった主張をしているのに対して、悪魔は「個人のプライバシーの侵害、雇用の喪失、より深刻な状況、たとえば『意思決定の自動化』。これらは全てAIがもたらす可能性のあるリスクだ」といった主張をしています。ポジティブとネガティブの意見を聞くことができるのです。
「政治学者なら」「人類学者なら」6人の専門家として答えさせる
続いて、
AIは人類の脅威か否かについて、政治学者、経済学者、社会学者、人類学者、法学者、歴史学者に議論させてください
といったように、6つの専門家の立場に分かれて、ChatGPTどうしで議論をしてもらいました。
政治学者が「悪用されると、AIは情報操作や監視社会を生み出す可能性がある」という意見。対して、経済学者は「労働力の代替や生産性の向上など、潜在的には経済の利益になる」などと、それぞれ各分野の専門家の意見や主張を聞くことができます。