■P・F・ドラッカー(オーストリア・経営思想家)

組織に働く者は、成果には
何も寄与しないが無視
することはできないという
種類の仕事に時間を
取られる。膨大な時間が、
当然に見えながら、実は
ほとんど
役に立たない
仕事、あるいは
まったく
役に立たない
仕事に
費やされる。

■管仲(中国・春秋時代の斉国宰相)

大なるものは
時なり
小なるものは
計なり

大意・計略の中身より時機を重視せよ。

■内田恒二(キヤノン相談役)

時間には、経過しても
失われない「長い時間」と
「瞬間の時間」の
2種類がある。
「瞬間の時間」
とは、その瞬間に行う
判断や決断、思考、
行動などがもし行われない
と、そのあとに続く時間が
止まり、あるいは遅れ、
その連鎖が
大きなロスに
結びついて
しまうような、
カギとなる
時間のことだ。

重要なのは、この「瞬間の
時間」の使い方だ(要旨)。

■R・ユンク(オーストリア・作家)

未来は
すでに
始まった

主な参考文献●ゲーテ『西東詩集』、O・オブリ編『ナポレオン言行録』(以上岩波文庫)、谷沢永一『名言の智恵 人生の智恵』、松下幸之助『松下幸之助成功の金言365』(以上PHP研究所)、金森誠也監修『世界の名言100選』、大橋武夫『兵法 孫子』、樺 旦純『頭をスッキリさせる 頭脳管理術』(以上PHP文庫)、守屋 淳『クラウゼヴィッツの戦略』ソフトバンク クリエイティブ、ゲーテ『ゲーテ格言集』、カミュ『シーシュポスの神話』、シェイクスピア『お気に召すまま』(以上新潮文庫)、ニーチェ『超訳ニーチェの言葉』ディスカヴァー、是川銀蔵『相場師一代』、盛田昭夫研究会篇『盛田昭夫語録』(以上小学館文庫)、宮城谷昌光『中国古典の言行録』文春文庫、『本間宗久相場三昧伝』投資レーダー、神子 侃・訳『宮本武蔵 五輪書』徳間書店、川村真二『ビジネスマンに贈る 日本人の心に響く名言』日本経済新聞社、B・フランクリン『プーア・リチャードの暦』ぎょうせい、R・ユンク『未来は既に始まつた』文藝春秋新社
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