「パーソナル・ビジネス」が人生を変える
その解決策として、筆者は退職金と年金に加えて、「第3のパーソナル・ビジネス(小さな個人事業)」を持つことを提案する。つまり、3つ目の収益源を構築し、お金に関する不安を解消するのだ。
そして、それはやらされ仕事ではなく、やりがいのある自分がオーナーの小さな事業をつくることで実現する。そのために、あなたのキャリアを人生全体で捉えてデザインしていくのである。
団塊ジュニアが人生を再設計するのは「今」
データや情報から、40代後半から50代前半世代、いわゆる「団塊ジュニア世代」が直面する未来はとても厳しいものになることが容易に予測されている。
しかし、退職を迎える65歳までに、まだ時間は十分ある。積極的に行動し、「第2の人生」を再設計するタイミングはまさに「今」である。
労働人口のボリュームゾーンである団塊ジュニア世代一人ひとりが、会社主導から自らオーナーシップを持って自発的にキャリアを考えていけば、日本全体が元気になると本気で思っている。
流行りの新NISAばかりに頼らない、希望のライフキャリアを描いてみよう。