相手の性格×発言から世界を読む

2025年に社会的なパラダイムシフトがくると、あちこちでいわれています。

木原誠太郎『「人間関係」は性格と相性が9割』(プレジデント社)

私は占い師ではありませんが、世界の社会情勢に目を向けると、まるで第三次世界大戦のような代理戦争、認知戦が繰り広げられ、アメリカの大統領選挙の結果によっては世界のパワーバランスが劇的に変わることも考えられます。

このように世の中が大きく変化するときは、思考回路を停止することなく、意思決定の軸を自分の中にしっかり持つことがなによりも大切です。

そして、意思決定を大きく左右するメディア、SNS、友人、知人の発信は、そのまま鵜呑みにするのではなく、「どういう信条を持っている人が発信しているのか」を見極めるのもポイントです。

相手の性格を加味して情報を取捨選択する

「この人はこう話をしているけれど、じつはその場のノリに合わせているだけで本心は別にある」
「この人は裏表のない人だから、言葉通りに受け取ってもよいだろう」

こんなふうに、相手の性格を加味して情報を取捨選択することが重要です。これは、政治家やニュースキャスター、オピニオンリーダーに対しても同様です。

人間の心の動きを知り、変化の時代を巧みに生き抜いていくために、1500万人のデータを収集した統計学による性格診断である『「人間関係」は性格と相性が9割』を活用していただけたら幸いです。

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