危険な右側通行は今すぐ摘発してほしい

まずはここからだ。

◎右側通行などの通行区分違反
◎信号無視
◎一時不停止

と、こういうのはいいのだ。青切符でも赤切符でもいいから、すぐにでも摘発してほしいと前々から思っていた。

特に右側通行(逆走)は明らかに自転車事故の元凶で、こんなのが野放しになっていたほうがおかしかったと思う。

筆者撮影
車道の左側に示された「自転車ナビマーク」を無視して逆走する自転車

なぜ右側通行が危険なのか。それは出合い頭事故の元凶になるからだ。そして、その出合い頭事故こそが、自転車対自動車事故のの54%を占めているのである(※)

※警察庁「自転車対自動車事故における事故類型別 自転車の死者・重傷者数(平成29年)」より

筆者提供
右側通行の危険度を示した図解。クルマから見て、右側通行は「気づいたときにはすでに遅い」

右側通行って「ついついやっちゃう」じゃすまない、絶対にやっちゃならないのである。

だいたい自転車以外の車両は、100%逆走なんてしない。なぜ自転車だけが許されると思っているのか、このあたりを青切符で知らしめていただきたい。

スマホ見ながら運転なんてもってのほか

また時代を反映してか、こんなのもある。

◎携帯電話を使用しながら運転すること
◎自転車の通行が禁止されている場所を通ること
◎遮断機が下りている踏切に立ち入ること

このあたりも「いいね!」だ。特に「スマホ見ながら」運転なんてのはもってのほかで、喫緊の事故対策でもあると思う。

筆者撮影
スマホを片手に持つウーバーイーツ配達員。しかも大きな道路を逆走しようとしている

残りのふたつは「首都高紛れ込み」と「開かずの踏切行っちまえ」みたいなものを指している。

いずれも事故のもとだが、日々のニュースを見てれば分かる。外国人と高齢者が多い。いずれも「交通ルールを今ひとつ理解していない」人たちだろう。このあたりが今ドキだと思う。