足の上にお尻を乗せて座るのは信頼の証
散歩の休憩中やソファでくつろいでいるときなどに、わざわざ足の上に腰かけたり、お尻をくっつけて座ろうとすることがあります。犬にとってお尻は、死守すべき急所。信頼できる飼い主に預けることで、守られていると感じ、安心を得ているのでしょう。
犬は、信頼できる相手でなければ、無防備に急所をさらしたり預けたりはしません。生活の中でどんな体勢になってもどこを触られても平気な様子なら、飼い主を認め、特別な愛着を感じている証拠です。
ちなみに飼い主が近くにいると、知らない人と積極的に関わろうとしたり周囲を探ろうとしたりと、かえって大胆になる犬もいます。これは、人間の母子で、母親が側にいると子どもが安心して遊ぶのと同じこと。飼い主のことを「いざというときに逃げ込める安全地帯」と認識しているからこそ、臆せず行動できるのだと考えられます。