親の世話も認知症の介護も“全方位”を見渡す

また、知識があれば、プロの手を借りるという選択肢も視野に入るでしょう。介護福祉士、ホームヘルパーなど、介護のプロの手際は素人しろうととは比べものになりません。

和田秀樹『「すぐ動く人」は悩まない!』(祥伝社)

もちろん、費用との兼ね合いということはありますが、介護保険を使えば、1割や2割(3割のことも時にありますが)の負担で済みます。

介護の一部をプロにまかせることは、自分の負担軽減にもなりますし、認知症の本人にとっても、心地よい介護を受けられるということでもあるのです。

さらにいえば、目が離せない、仕事をどうしてもやめられないという場合は、施設介護も選択肢として当然入ってきます。

老後の親の世話も、認知症の介護も、“全方位”を見渡して悩むことです。

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