どんな状況でもポジティブに考える

エリック・ジョーゲンソン著、櫻井祐子訳『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』(サンマーク出版)

ほぼどんなときでも何かしらポジティブなことが見つかるよ。ポジティブなことを思いつかなくても、こう言えばいい。「宇宙がこれから何かを教えてくれる。耳を傾けて学ぼう」

ごく簡単な例を挙げよう。前に何かのイベントに出たとき、あとからメールの受信箱に写真が大量に送られてきた。すると、頭の中でケチをつける声が聞こえた。「おいおい、一番いい写真だけ選んで送れなかったのか? 100枚も送ってくるなよ」。

でもすぐに、「このことのいい点は何だろう?」と考え直した。いい点は、好きな5枚を選べるということだ。自分の判断で。ここ1年このコツを練習してきたおかげで、前はポジティブな面を考えるのに2秒ほどかかっていたのが、今は脳がほぼ瞬時に反応する。これは訓練で身につけられる習慣だよ。

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