「大・中・小」のスキマ時間に勉強できるものを用意する

通勤、通学の時間や、お昼休みなどの時間の長さは、人によってさまざまです。電車で通勤している人もいれば、車や徒歩で通勤している人もいるでしょう。

これから紹介する内容は、僕の実体験にもとづいているため、主に電車通勤・電車通学をしている人向けのアドバイスになりますが、他の人にも参考になると思うので、ぜひ試してみてください。

スキマ時間を大中小に分ける

まず、スキマ時間を「大・中・小」に分けます。

濱崎潤之輔『Hummer流 英語勉強法』(かんき出版)

この「大・中・小」は、「長い・普通・短い」という時間の長さの概念を言い換えたものであると考えてください。

「大・中・小」の時間は、だいたい以下のように定義します。

大=30〜60分程度のスキマ時間
中=15〜30分程度のスキマ時間
小=5〜15分程度のスキマ時間

スキマ時間の長さに応じて「すぐに勉強できる何か」を用意しておくのです。

「大」のスキマ時間に取り組めるおすすめ教材

模試のコピー(自身が購入したものを個人で学習するときのみ、コピーをして教材を使用することが可能です。著作権を遵守しましょう)

「中」のスキマ時間に取り組めるおすすめ教材

「TOEIC® TEST 特急シリーズ」(朝日新聞出版)などの、比較的短時間で取り組むことができる問題集・参考書

「小」のスキマ時間に取り組めるおすすめ教材

mikanなどの単語暗記アプリ

この3パターンの「勉強道具・素材」を常に持ち歩いて、スキマ時間が訪れた瞬間に「迷わず」すぐに取り組むようにするのです。

「ちょっと今、時間が空いたけど、さて、何をしようかな」などと考える時間は非常に無駄なものです。その1分1秒を惜しんで勉強に注ぎ込むからこそ、よりよい結果につながり、あなたの願いがかなうのです。

関連記事
【第1回】プライドを捨てて「中学生向け参考書」からやり直すべき…カリスマ講師が勧める英語習得の最短ルート
実は「中学英語」をちゃんと理解できていない…日本人の英訳がどうしても不自然になってしまう根本原因
「自分の頭で考えよ」は最悪のアドバイス…勉強法の達人が「大人になっても暗記は必須」と断言する理由
「2台の車が2時間後に到着します。4台の車では?」ChatGPTが堂々と返してきた驚きの"間違った回答"
仕事ができる人は知っている…「よろしくお願いします」より効果的なメールの締めのフレーズ