「ホッとひと息」つくようなタイミングを探し出す

コーヒーブレイクは、気分転換のための貴重なリラックスタイムですから、注いできたコーヒーに口をつける前に話を持ちかけたのでは、「おいおい、ちょっと待ってくれよ」という気分になって、上司のリフレッシュの妨げになります。

だからといって、コーヒーを飲み終えるまで待っていたのでは、こちらの仕事が遅くなってしまいます。

山本大平『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)

私が考えたのは、上司がコーヒーを2~3口くらい飲んで、ホッとひと息ついたタイミングです。

上司のリフレッシュをジャマすることなく、気持ちよくこちらの説明に耳を傾けてもらうには、絶好のチャンスと考えたのです。

上司に限らず、自分のために時間を作ってもらうためには、相手に負担をかけないように、できる限りの配慮に努めることをおすすめします。

きちんと相手に配慮するためには、普段から相手の状況を観察しておき、タイミングを見計らうことです。

上司やチームのメンバーとは小まめにコミュニケーションを図る必要がありますが、相手の都合を考えず、自分のタイミングだけで話しかけていたのでは、仕事がスムーズに回らなくなってしまうのです。

短くやるコツ
相手が「疲れているとき」と「イライラしているとき」は近づかないのが無難!
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