居抜き物件でもOK

フランチャイズ加盟店をパートナーと考える当社では、加盟のコストをかなり低く設定しています。あるコーヒーチェーンのフランチャイズになるには、開店コストに1億円かかると聞いたことがあります。壁紙からイス、テーブルと、なにからなにまで統一したものを本部から買い揃えなければならないからです。

宮森宏和『カレーは世界を元気にします』(光文社)

ブランドのイメージを守るためとはいえ、それではお金がかかりすぎる。脱サラした個人や零細企業、中小企業では、とても負担できる額ではありません。ゴーゴーカレーでも、ある程度の統一感は重視しますが、内装やテーブル、イスには厳しい条件は設定しません。味に影響が出なければ、使えるものは使うというスタンスです。

飲食店をやめた物件を内装ごと引き継いで始める「居抜き」物件についても、サステナビリティの観点からも推奨しています。加盟のコストを低くするいちばんの理由、それはなによりもヤル気と元気がある人を応援したいからです。

世界に元気を届けるゴーゴーとしては、お金がなくてもそれがあればウェルカム。がんばる人たちの背中を強く押したいのです。

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