自分を偽らずに提供できる「価値」を発信する

書くと簡単に見えるかもしれません。でも、少しずつ軌道修正(苦悩も公開する、悩みや考えたことも出す、フォロワーさんから搾取することはしない、企業案件を受けないなども、私なりのセルフブランディング)しながら、信頼を積んできたつもりです。

尾石晴『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

自分を偽らず、提供できる「価値」を発信し続けて、コツコツ(感覚としては1年以上、直接的なリターンはなくても発信し続ける。広告費やコストを払っていないのだから、時間を使って育てる)発信していくとどうなるか? 気づけば周りに人が集まり、自分業ができるようになっています。

ちなみに、私はヨガもプレミアムVoicyもnoteも「あなたの悩みを解決します」「こんな経歴があるから買ってください」なんて売り方や見せ方を1回もしたことがありません。が、買ってもらえています。これはフォロワーが多いからではありません。フォロワー数が多いだけで売れるわけではない。セルフブランディングをしてきたことが響いています。

写真=iStock.com/yusnizam
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マーケティングはセリングを不要にすること

ピーター・ドラッカーは「マーケティングはセリング(売る行為)を不要にすること」としています。「売れる仕組みづくり」ですね。では、ブランディングとは何でしょうか? ブランドを認知、連想してもらうことで「売れ続ける仕組みづくり」をすることです。

マーケティング担当、プロダクト開発担当、広報担当など、さまざまな役割を1人で同時にやるのは無理ですよね。

でも、「セルフブランディング=売れ続ける仕組みづくり」が、これらの役割を果たしてくれます。この仕組みは複利の力で大きくなっていくものなので、早く始めれば始めるほど効果的です。

弱きものは「知恵」を使って、継続できる仕組みづくりをがんばるしかない。皆さんは、セルフブランディング、していますか?

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