あえてゲームは続けさせた
日常生活のなかで、お受験に役立ったものの一つにゲームがあります。と言うと「ふざけてる?」と思われるかもしれませんが、実際、とても効果がありました。
自身の幼少期の経験から、ゲームは奪われると、余計に強い興味を持ってしまい、その期間が長いほど、大人になってからの揺り戻しが大きくなってしまうと考えています。今の僕がまさにそれ。
これは僕が以前、塾講師をしていたときにも感じたことで、時間を決め、親子で共有することで、なんだこんなものかと、ある程度「飽きるものである」ことを体感させてやるのがベストな向き合い方だと思っています。
漫画にも登場するタイトルで1日30分ほど遊んでいたのですが、季節や動植物、お金の計算などを娘は学んでいきました。また、与えられた指令をこなすことで、受験に必須となる「行動観察」の素地が鍛えられたように思います。
コロナ禍でしたので、公園で季節を体感することも難しい状況でしたが、家の中で基本的な一般常識を学ぶにはうってつけでした。
パーティーゲームでは、ペーパーの空間把握、四方図、回転図形の基礎が得意になりました。どれも受験の必須項目です。