目的は「健康に成長すること」「楽しむこと」

中には、口の中や胃腸に外見からはわからない反応があり、実はアレルギーがあるという場合もあります。なぜ食べないのか、食べられないものがあるのかなど、本人に尋ねてみるといいでしょう。食べ物によって体の不調が出る場合、決まったものしか食べず極端に偏っている場合などは、小児科医に相談してみましょう。

子供の食事の目的は「健康に成長すること」、大人と同様に「食を楽しむこと」にあります。手段はそのお子さんやご家庭によって臨機応変であるべきだし、他人が口をだすことではありません。大人と同じものが食べられるようになるまでの期間、栄養不足や食中毒、誤嚥の危険なく、食べることを楽しんでほしいと思います。

関連記事
0歳から保育所に預けるのは「母親失格」なのか…悩む親に小児科医が語る"保育のすごい効用"
「どんな人なのかが一発でわかる」銀座のママが初対面で必ず確認する"身体の部位"
国立大付属小学校で教員35年の結論「子育てに失敗なし。放っておけばいい」と断言するワケ
「お金持ちだからではない」頭のいい子が育つ家庭に共通する"幼児期のある習慣"
なぜ子どもの自殺が「過去最悪」となっているのか…「遊びの喪失」がもたらす深刻な影響