新作のスイーツがおいしかった、素敵な店を見つけた、お得に買い物ができた、電車の乗り換えがうまくいった……など、ちょっと考えてみると案外いろいろなことが出てくるものです。なかなか思い浮かばないときは、Twitterや、FacebookなどSNSで見たり聞いたりして印象に残ったことを思い出すだけでもいいでしょう。

②「ほめる」レッスン…「小さな達成感」を心に貯めていく

孤独に悩む人の特徴のひとつに、「自分は何もできない」と思い込んでいることがあります。

どんなに成功している人でも、最初の成功は小さなものです。ひとつずつの小さな成功を重ね、そこで自信をつけて階段を上っていくものです。そこを飛ばして自信がないというのは、そもそもやり方が間違っています。

自己受容、自尊心、楽観性で孤独と向き合う

まずは、どんなことでもいいので小さな目標を設定し、やればできる自分に気づくことから始めましょう。

たとえば、こんな目標はどうでしょうか?

・エレベーターを使わずに階段を歩くようにする。
・500円玉貯金をする。
・毎日1本動画を撮影する。
・毎朝8時に起床して散歩する......。

小さな目標をクリアすると自分を肯定的にとらえられる「正しい心のクセ」につながります。

③「らくになる」レッスン…「なんとかなるさ」を口ぐせにする
前野隆司『幸せな孤独 「幸福学博士」が教える「孤独」を幸せに変える方法』(アスコム)

どんなことも前向きにとらえる「ポジティブ発想」になるには、「ダメだと思う」「全然できていない」「どうせ私なんて」というような幸せを遠ざけるネガティブな口癖をやめて、幸せを呼ぶ口癖に変えていくことが重要です。

これも、形から入ることで、悪い心のクセを矯正する方法です。幸せを呼ぶポジティブな口癖として挙げられるのが、「なんとかなるさ」。根拠もないのになんとかなるはずがないと思うかもしれませんが、感情や物事のとらえ方、言葉によって思考を転換することで、心がらくになります。

ここで紹介したレッスンは一部です。拙著『幸せな孤独 「幸福学博士」が教える「孤独」を幸せに変える方法』では、全部で24のレッスンを紹介しています。毎日続けていれば、孤独感を増す考え方が改まり、幸せを増す考え方が自然と身についてきます。ぜひ、実践してください。

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