就寝中に簡単にできる口臭予防法
寝ている時は口呼吸をしやすいです。特に、いびきをかく人は要注意です。私の父は口呼吸でいびきをかいていました。すごいいびきで、母も昔から悩まされていました。
以前までは、いびきは仕方がないものだと思っていました。でもある日、いびきの治療というのがあることがわかりました。空気を送り込むという治療法なのですが、早速父に勧めました。すると、いびきはなくなりました。
一番喜んだのは母です。父もいびきがなくなり、口臭がしなくなりました。しかも夜によく寝られるようになったので、昼ご飯の後に眠くなっていたのが減ったのです。
私の父はすごいいびきだったので、病院に行って治療をするほどでした。そんなにひどくない、いびきまではかかないけれど口呼吸になってしまうという程度でしたら、横向きで寝るとよいです。上向きに寝ると、首回りに脂肪が多い人や顎が小さい人は空気の通り道が閉鎖されます。それで、どうにか空気を通そうと口から呼吸をしがちになってしまうのです。
仮に口から呼吸をしてしまっても、部屋の湿度が保たれるように加湿器を置くのもよい方法です。私も寝る時は、なるべく加湿器を使うようにしています。
ホテルなどに泊まる場合は、濡れたタオルをかけておいて湿度を保つようにしておきます。朝になるとタオルはカラッカラに乾いていますが、このくらいあなたの口も乾燥してしまうということなのです。
口臭は85%が口からですが、残りの15%は胃などから発生しています。
胃の中で活動するピロリ菌も、口臭に関連するといわれています。ピロリ菌により胃潰瘍やガンが起きるともいわれているので、ピロリ菌の除去は口臭対策だけでなくガン予防にまでなります。気になる方は、一度医師に相談するといいでしょう。
・口が臭いのに、我慢して何もしない
◎周りの人がすべき正しい行動
・歯科受診を勧める
◎自分がこうならないために
・コップを用意して、口臭をチェックする
・飴やガムを口にする
・歯ブラシだけでなく、デンタルフロスも使って歯をしっかり洗浄する
・入れ歯であろうと、歯も口もきれいにしておく
・こまめに水分を摂る
・噛む回数を増やす。噛む回数を数えるだけでも効果あり
・硬いものを食べる。硬さが選べる煎餅がお勧め
◎自分がこうなったら
・唾液腺をマッサージする
・鼻呼吸を心がける
・寝る時に口呼吸になる人は横向きで寝る
・就寝時には加湿器を使う、もしくは濡れたタオルを部屋にかけておく
・興奮気味の時は、鼻から大きく息を吸って腹に空気を入れ、口から吐く
・ピロリ菌を除去する