気になったらすぐ検索し記事を読む
教えてくれる上司・先輩が身近にいないとき、「Google先生」以上に心強いものはありません。
WEB検索が簡単になった今、Google検索を徹底的に使いこなせている人とそうではない人の差が決定的になりました。
それは決してむずかしいことではないのですが、ちょっとした日常的な習慣、基本動作の差がのちに大きな違いを生みます。
おすすめは「気になったらすぐ検索し、記事を読むこと」につきます。意味があるとかないとかいったことは考えず、気になったら脊髄反射的にすぐに検索します。検索結果の中から、興味深い記事を2、3読みます。
興味があり大切だと思ったら、さらにいくつか記事を読みます。後回しにせず、その場で一気に読んでしまうほうがいいです。そのほうが負担感なく、忘れたりもせず、記事を読み進めやすいからです。間を空けるより、確実に頭に入りやすいと思います。
後回しすることの問題点は、普通は日々忙しくなるいっぽうなので、読む時間を取れなくなってしまうことです。
明日やろうと思っていても、たぶん明日もできません。明日には新たにやるべきことが生まれるからです。読まなければならない記事も増えるので、対応しきれなくなります。
さらに、日がたつと、記事を読んでも頭に入りにくくなります。なぜその言葉を検索したのかすら忘れてしまいます。
アラートで大事な記事を漏らさない
仕事上の重要キーワードはすべてGoogleアラートに登録します。普通の人で30~50、企画や新規事業担当の方は100以上登録するとよいと思います。私は仕事柄、300程度登録しています。
どういった単語かというと、一部だけですが、以下のようなものなどが挙げられます。そのジャンルは広範囲にわたります。
●イーロン・マスク
●STO(セキュリティ・トークン・オファリング)
●ローソン
●ファミリーマート
●ヘイトクライム アジア系
●ライブコマース
●ロックダウン
●緊急事態宣言
●愛着障害
●進化心理学
Googleアラートにキーワードを登録しておくと、そのキーワードを含む過去24時間以内の最新記事が毎朝届きます。
こちらの閲覧状況を勝手に反映しないので、ブレずに最初に設定したキーワードどおり、記事が送られてきます。
私は朝起きるとすぐ、届いたGoogleアラートのメールのうち、その時点であまり重要でないものを一気に削除します。その後、1通ずつ開いて読むべき記事をクリックし、そのメールを削除して次のメールに取りかかります。
結果としてその日に読むべき数十の記事が選ばれますので、一気に読んでいきます。
Googleアラートのメールごとに記事を読むより、たぶんこちらのやり方のほうが疲れず、サクサク読めると思います。
なお、Googleアラートのキーワード登録はGoogle検索と同じで、
AB……AかつB
AorB……AかB
(AorB)C……AかBであり、Cでもあるもの
A-B……Aを含むがBを含まないもの
と指定できます。最後の「A-B」では、「Aという書名が載っている記事のうち、B(たとえばメルカリ)での販売記事は不要なので除く」といった使い方ができます。