ニュースサイトに頼るのではなく、自力で効率良く情報収集するにはどうすればいいか。世界的コンサルティング企業・マッキンゼーに14年間勤めたコンサルタントの赤羽雄二さんは「Googleアラートに30~50のキーワードを登録し、毎日メールボックスに届く最新記事を朝晩30分で読むことで、チームで一番の情報通になれる」という――。

※本稿は、赤羽雄二『最強の「独学」仕事術』(宝島社)の一部を再編集したものです。

Google の検索のウェブサイトで GoogleChrome
写真=iStock.com/mbbirdy
※写真はイメージです

一人よがりにならない情報収集ができているか

現代は情報があふれかえっています。

赤羽雄二『最強の「独学」仕事術』(宝島社)
赤羽雄二『最強の「独学」仕事術』(宝島社)

そのいっぽうで、フェイクニュースも多く、情報を的確に把握できるかどうかで「仕事の成否」と「自分の成長」が大きく左右されます。充実した毎日を送れるかどうかも、かなりここに依拠しています。ITをどう使いこなすかも、個人差が大きく生じています。

かつて情報収集は、上司や先輩のやり方を見よう見まねで学び、徐々に慣れていくものでした。

いまや、自分で積極的かつ適切に情報収集をし、最新技術をそれなりに使いこなすことが強く求められる時代になりました。使える道具は全部使い、一人よがりにならない情報収集をする必要があります。

普段から体系的に関連分野の情報収集を行い、その分野に関しての土地勘を持っておくことも大切です。